バンコクに於けるホテル市場 最新事情
CBRE社から2023年第2四半期レポートが発表されましたので簡単に解説致します
【パンデミック後のバンコクのホテル市場の回復スケジュールに関する懸念にもかかわらず、急速に回復しています。スミス・トラベル・リサーチ(STR)によると、タイへの渡航制限が解除されて以来、利用可能部屋当たりの収益(RevPAR)と平均宿泊販売単価(ADR)は各四半期で一貫して2019年のレベルを上回っている。稼働率だけが2019年の水準を下回っている。タイへの国際観光客到着数に顕著な差があることを考えると、これは驚くべきことではありません。2019 年には 3,900 万人でピークに達し、今年は 2,500 万人に達すると予測されています。
海外からの到着者の 75% 以上がアジア諸国からの出身です。短距離便は 極めて重要な役割を果たしておりますが 長距離便は依然としてパンデミック前の水準を下回っております。タイを訪問する上位 7 つの国籍のうち、中国を除くと2019 年の水準と同等かそれを上回る数で戻ってきました。
CBREタイランドの調査責任者は、「伝統的な閑散期や閑散期に入る中、ホテルが宿泊料金を維持し、パンデミック前の水準を超え続けることができるかどうかは興味深いことになるだろう」とコメントした。国際到着者数は、量と長距離市場の回復の兆候の両方の点で引き続き監視される必要があります。」
バンコクのホテル市場は依然として競争が激しく、2025 年までにホテルの部屋数は 10% 増と予測されており、総数は86,000を超え、市場はこれまでと様にダイナミックで競争力が維持されることが確実です。】
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