不動産投資において注目すべきバンコクの路線について 3
バンコクの路線紹介で、新しくできた路線で面白い路線を2つ紹介して、この路線シリーズを終わりにしたいと思います。
MRT イエローライン
出典:THAI BIZより引用
まず、なんと言っても2023年6月に開通したMRTイエローラインです。「ラップラオ駅」から「サムロン駅」の23駅が開通しました。図を見てもらってもわかると思いますが、ちょうどBTSスクンビット線の外側を囲むような形で南北に延びた路線となっています。
このエリアには「シーナカリン」という古くからタイ人に人気のエリアです。タイ最大のスタジアムである、ラジャマンガラスタジアムもあるエリアで、サッカーワールドカップ予選で日本代表選手も何度も戦ったことのあるスタジアムです。
今は外国人からするとローカル路線のようなイメージですが、日本の私鉄のように栄えてくることは間違いない路線の一つです。そのせいかイエローライン近辺には多くのコンドミニアム、戸建てプロジェクトがあります。
MRT ピンクライン
出典:THAI BIZより引用
2024年1月に開通したピンクラインです。ドンムアン空港を横切るような形で作られた路線になります。こちらはイエローライン以上に外国人からするとローカル路線ですが、これもまたタイ人からすると非常に便利になった路線の一つです。
イメージでいうと、イエローラインとピンクラインができたため今までスクンビットラインとブルーラインで囲まれたエリアが日本の山手線のようなイメージでしたが、それが広がった感じです(日本でいうとピンクラインとイエローラインは環状8号線のような感覚かなと個人的には思います)。
現在建設中のオレンジラインで繋がる形になりますが、この沿線の内側はこれから価格が上がっていくイメージです。もちろんまだまだ郊外な印象ですが、10年も経てば開発が入って大きく変わっていくと想定されます。
これらの路線ができることで街が大きく変わっていくわけですが、街が大きくなればなるほど中心地の価値は上がるわけで、ぜひ今後のタイにご期待ください。
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