不動産投資において注目すべきバンコクの路線について 2
MRT ブルーライン
元々は「MRT」とだけ言っていた路線です。バンコク・メトロが運営する地下鉄で、2004年に「ファランポーン駅」から「バーンスー駅」までが開通しました。2025年現在、一部環状線になって38駅ある地下鉄となっています(図1参照)。このMRT建設には日本も協力をしていて、駅には日本政府宛の謝意を示す碑板があります。
図1:MRTブルーライン路線図
出典:タイ国政府観光庁HPより抜粋
このブルーラインはバンコク中心部を走る路線となっているため、BTSスクンビット線、シーロム線と一緒に2004年頃から一気に電車の利便性が認められた時だと思います。
不動産マーケットにおいてもこのMRTができた2004年頃から一気に過熱しました。中心地が非常に便利になり、外国人投資家からも人気になったという歴史があります。
MRTでいうと、やはり「スクンビット駅」から「チャトチャック駅」でしょう。日本人からすると「ローカル寄り」なイメージがあると思いますが、バンコクから北に行くルートとして、ラマ9世駅(現在コンドミニアム銀座と言われるくらい発展しています)やラップラオ駅(ローカルタイ人が非常に多い昔から人気エリア)を通るこの路線は一気に人気になりました。
MRTは山手線のように環状線になったことで、名称もブルーラインとなり、そして2016年にはパープルラインも完成しました。中心地を昔から支えていた地下鉄ですが、今後ますます重要度を増す路線になってきます。特にタイ人にとっては非常に重要な路線になっていますので、これからさらに価値が上がると思われます。
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