謹賀新年
新年明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
昨年はタイにおきましては、8月に閣僚人事を巡る問題に対する憲法裁判所の判決を受けてセター首相が失職し、その結果タイ貢献党の党首であり、タクシン元首相の次女であるペータートン氏が首相に選任されました。
現在のタイは連立政権の政権基盤が弱く、政治・社会の分断が進んでいると言われています。少し政治的には安定性に欠ける部分での2025年かもしれませんが、これからどういった形で進んでいくのか、我々も注視したいと思っています。
経済的な部分でいうと家計債務が高水準で推移していまして、経済回復においても鈍化しているのが事実です。ガソリン車からEV車に変わっていき、実際に日系企業の工場も撤退が徐々に増えつつあります。そして、肝心の中国からの観光客もまだまだ回復しきれていないというのも懸念として残ってしまいました。
しかし、2024年末から徐々に観光客数も増えてきており、不動産マーケットにおいても少しずつ動きが見えてきました。政治経済の回復が遅れ気味ではありますが、それでも各国のタイへの期待は大きいのは確かです。我々も皆様のご期待に応えらえるように、本年も邁進していきますので、どうぞよろしくお願いいたします。